廃墟の豆知識
廃墟探訪は犯罪行為とすれすれであることをここで提起する。
ロマン派におけるように創造の契機となる高尚な廃墟趣味も存在しうるし、敷地外の一般公道などから廃墟の外観を眺めるだけであれば違法行為に当たらないが、近年の興味本位な廃墟マニアの中には、単なる好奇心から法を犯したり、危険な行為、迷惑行為をして世の顰蹙(ひんしゅく)を買い、問題となることもしばしばある。
- 通常、廃墟とはいえ土地・建物には所有者が存在するため、無断で廃墟の敷地内に立ち入った場合、不法侵入であり、刑事罰の対象にもなる(休業中のホテルや施設の場合、休業中であってもセキュリティが掛かっている場合がある)。
- 廃墟の内部に残っている備品を無断で持ち去った場合は窃盗となる。(差し押さえられている物件の場合、パンフレットなど通常は自由に持ち帰ることができる物を持ち出した場合も窃盗にあたることに留意する必要がある。)
- 廃墟では地盤や建物が、一見そうは見えなくても崩壊するおそれがあって危険な状態の場所もある(特に鉄骨の構造物は注意が必要)。
- 不潔な状態になっている場合もあり、古釘を踏み抜いたり、転倒などでケガを負った場合、破傷風などの病気にかかるおそれもある。
- 某ボウリング場廃墟のように石綿被害の危険性がある。
- 虫、動物などがいたり、他の不法侵入者(ホームレス、暴走族、サバイバルゲームプレイヤー、性行為を行うカップル)がいる場合があり、事件事故等に巻き込まれるケースもある。
実際、2006年に岐阜県中津川市で女子中学生が男子高校生に廃墟となったかつてのパチンコ屋で殺害された事件は、地元では、その廃墟が地元の中高生の溜まり場になっていたり、中高生のカップルが性行為を行うことで知られていた。
また2004年に千葉県東金市で起きた殺人事件で、女子高生が殺害された場所も、かつてのラブホテル跡の廃墟であり、地元では”心霊スポット”として有名だったが、暴走族や不良グループの溜まり場でもあったという。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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